二日酔い対策のお話
2018.12.15
こんにちは。ゆかスキンクリニックの院長 青木 由佳です。
今日は青空広がるとっても気持ちのよいお天気でしたね!
青い空と冬の澄んだ空気を感じながら自転車で通勤しているだけで幸せな気持ちになれちゃいました。
お天気って偉大。
そう、お天気って偉大なのです。
お天気が悪くなると頭痛や吐き気、ふしぶしの痛みがする方は水毒という水の滞りが原因のことがあります。
低気圧による急激な気圧の変化に体の調節機能がついていけず、リンパ液や汗など体液の循環が悪くなることで水毒が悪化してしまうんです。水毒がひどい人は自分の体調でお天気予報ができてしまうんですよね。
うーんありがたいような、全然ありがたくない。。。。
実は二日酔いで頭が痛くなるのも、これと同じく水毒からくる頭痛なんです。
でも諦めないで〜〜〜〜。
どちらも水毒を改善する『五苓散』がとてもよく効きます!
最近CMなどで見かけるアルコールによる頭痛を抑える『アル◯タン』は五苓散そのもの。
五苓散は水毒をとる作用なのですが、一般的な利尿剤と違って水を単に排出するだけでなく、多いところから水を取り除いて足りないところを補うというなんとも素晴らしい作用があるのです。
二日酔いは血管内は脱水だけど、細胞ではむくんでいるので、水を出すだけだと脱水がひどくなっちゃう。
五苓散の場合は、むくみをを足りない血管内に水を持ってきて脱水を補正してくれるのです!
この素晴らしい作用が注目されて最近は脳のむくみや心不全のむくみに使われることもあるようです。
ちなみに二日酔いで胸焼けや胃がムカムカするする人は『半夏瀉心湯』も一緒に飲むとさらによいですよ◎
ほてったり、赤くなったりしやすいタイプの方は『黄連解毒湯』。
年末年始でお酒を飲む機会も多いですが、酒は飲んでも飲まれるな!
酒量には気をつけて楽しくお酒を楽しんでくださいね〜。
ゆかスキンクリニックでは上記漢方処方のほか、二日酔い点滴もご用意しております。
ここぞという時はぜひお頼りくださいね♡