オーソモレキュラー
腸内フローラ検査
遅延型食物アレルギー検査

オーソモレキュラー(栄養療法)・サプリメント外来

私たちのからだを作っているのは、毎日摂取する食べ物の栄養素がベースになります。 つまり正しい知識に基づいて必要な栄養を取ることは、健康で美しい体やお肌を作る基本です。 ゆかスキンクリニックでは既存の治療薬だけでなく、栄養素を利用した予防・治療にも取り組んでおり、オーソモレキュラー(栄養療法)に基づいたサプリメント療法を導入しています。
 

このような方におすすめ

  • 慢性的な疲労がある
  • 原因のはっきりしない不調がある
  • 自分の体の状態を知りたい
  • 激しい運動で栄養素を消耗する

オーソモレキュラー(栄養療法)とは『身体の分子(栄養)を最適な状態に保つことで、身体の機能を向上させ、病態の改善をする治療法』のことです。 「分子整合栄養医学」とも言い、2つのノーベル賞を受賞したアメリカのポーリング博士が提唱した学問です。 現代は健康診断や人間ドックでは「異常なし」なのに、なぜか体調が思わしくない、疲れがとれにくい、朝起きるのがつらい、頭痛が多いなどのさまざまな不定愁訴(ふていしゅうそ)に悩まされている人が非常に増えてきています。 そのような方には栄養素の不足、栄養バランスの乱れが関係していることあります。 ゆかスキンクリニックのオーソモレキュラーでは、血液検査データを詳しく解析し、その方の栄養状態を把握し、必要な栄養素とその至適量(してきりょう…最適な栄養素の量のこと)をさだめ、食事指導や医療用に開発されたサプリメントを組み合わせ、一人ひとりに応じたテーラーメード処方をいたします。

[検査時の注意事項] ※血液検査をご希望の方は、検査の8時間前より絶食とし、以降の飲水(お水)は可能です。カフェインの入っている飲み物はお控えください。

サプリメント

サプリメントについて

ゆかスキンクリニックで取り扱うサプリメントは医療機関向けの製品で、医薬品製造と同じGMP(Good Manufacturing Practice・医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)基準適合工場で作られており、高純度・高品質なサプリメントです。すべてのサプリメントが化学合成ではなく天然成分由来のもので安心してお使いいただけます。 一般に販売されているサプリメントと比べてやや高価ですが、治療効果を上げるために1粒中の栄養素の含有量が非常に多いのが特徴です。また、吸収効率を上げるために主成分以外の栄養素も効果的に配合されています。

当院のサプリメントの紹介はこちら

腸内フローラ検査(腸内細菌叢検査)

 

このような方におすすめ

  • 慢性的な便秘がある
  • 腹痛や下痢が起きやすい
  • お肌のトラブルをかかえている⽅
  • 糖尿病、アレルギー等の疾患をお持ちの⽅

私たちの腸内には、数百種類、100兆個以上の常在細菌が住み着いています。顕微鏡でいるとお花畑のように広がっているので、『腸内フローラ』(フローラ=お花畑)と呼ばれています。 腸内フローラは、私たちの体によい働きをする『善玉菌』、悪い働きをする『悪玉菌』、どちらにも属さず、腸内の善玉菌・悪玉菌の優勢な方に味方する『日和見菌』に分類されます。 高脂肪食・暴飲暴食・アルコール多飲・睡眠不足・ストレスなど、食事や生活環境がみだれると、ウェルシュ菌などの悪玉菌が繁殖し、腸内の腐敗がすすみ悪臭のするガスや毒素などを発生させ、体の不調や病気を引き起こす原因になると考えてられています。 健康な腸内では乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌に代表される善玉菌が、悪玉菌の繁殖をおさえ、腸のエネルギーとなり全動運動を促し、免疫細胞を活性化する乳酸や短鎖脂肪酸を合成しています。 近年、「腸内フローラ」が私たちの健康に密接に関係している事が研究で解明されており、 腸内フローラの乱れにより様々な病気(腸炎、大腸がん、乳がん、肥満、アレルギー、動脈硬化、糖尿病、自閉症など)にかかる危険が高まることも分かってきました。 腸内細菌は脳や皮膚にも密接な関係があり、『腸-脳-皮膚相関』と呼ばれています。 腸内細菌のバランスのくずれが、ニキビや肌荒れ・敏感肌・脂性肌の原因になったり、皮膚の免疫機能が低下を引き起こし、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患・炎症性疾患の増悪につながることがあります。 健康で美しいお肌づくりには、ご自身の腸内フローラバランスを知り、自分にあった生活習慣の改善をすることが重要です。

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腸内フローラ検査でわかること

  • ・腸内フローラ判定(多様性、短鎖脂肪酸、腸管免疫、口腔常在菌)
  • ・大腸画像検査おすすめ度
  • ・健康⻑寿菌判定
  • ・腸内フローラの主要細菌の割合(ビフィズス菌や乳酸産生菌など)
  • ・ダイエットや美容に関すること(太りやすさ、やせ菌、エクオール産生菌)
  • ・生活習慣の改善ポイント
  • ・管理栄養士からのアドバイスコメント

遅延型食物アレルギー

 

このような方におすすめ

  • 腹痛や下痢がよく起こる
  • 原因のはっきりしない不調がある
  • 慢性的なスキントラブルがある
  • イライラしたり集中力が低下する

食物の消化や栄養素の吸収を行う腸管の粘膜には、消化吸収できなかった食物性タンパクや常在細菌・病原菌などの異物が、体内へ入ってくるのを防ぐ役割があります。 日常のストレス・ジャンクフードなどの高脂肪食・砂糖の入った食品の摂り過ぎ・アルコールの多飲や過食による消化不良・薬物の濫用により腸管粘膜がダメージを受けると、細胞と細胞の間に隙間ができて、未消化の食物性タンパクや有害物質が体内・血管内に漏出する  『リーキーガット(腸管漏出症候群)』になると言われています。 リーキーガットの状態では、血管内に入ってきた異物(未消化の食物)に対して食物抗原特異的IgG抗体と呼ばれる抗体が作られアレルギーを起こすのが「遅延型フードアレルギー」とされています。 遅延性アレルギーは摂取後すぐに症状が起きるわけではなく数日から数週間かけて多彩な症状を引き起こすので、原因となっている食物になかなか気づけないのが特徴です。 ただし、食物抗原特異的IgG抗体は食物アレルギーのない健常な人にも存在する抗体で、よく食べる食物で上昇するとも言われており、遅延型フードアレルギー検査の結果を根拠として陽性の場合に食物除去を指導すると、原因ではない食品まで除去となり、患者さんの不利益を招く恐れがあると、米国や欧州のアレルギー学会および日本小児アレルギー学会・日本アレルギー学会では、食物アレルギーにおける遅延型フードアレルギー検査の診断的有用性を公式に否定しています。 当院では、「遅延型フードアレルギー検査」の結果や推移から、「リーキーガット症候群」の程度を評価し、リーキーガットを根本的に治療する方法をご提案しており、安易に陽性となった食品の除去を行う食事制限をお勧めしていません。「どの食材を食べてはいけない」と言う判断をするために用いられるのではないことを十分に認識することが重要です。

IgG 食物過敏セミパネル(120項目)

日本人の食生活にお馴染みの乳製品、野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀類、コーヒー、スパイス、海草などを、120項目取り揃えたバランスの良いパネルです。

◆乳製品/卵カゼイン、チーズ(ミックス)、卵白、卵黄、牛乳、ホエイ、ヨーグルト
◆肉類牛肉、鶏肉、馬肉、ラム、豚肉
◆魚/シーフードシーバス(スズキ目)、ハマグリ/アサリ、タラ、カニ、ウナギ、サバ、タコ、カキ、鮭、イワシ、ホタテ貝、鯛、エビ、イカ、マグロ
◆ナッツ/種子/豆アーモンド、ソラマメ、サヤインゲン、キドニー豆、カシューナッツ、栗、ヒヨコ豆、ココナッツ、銀杏、緑豆、エンドウ豆、ピーナッツ、ピスタチオ、菜種、あずき、ゴマ、大豆、西洋クルミ
◆穀物
(グルテンを含む)
大麦、デュラム小麦、グリアジン(グルテン)、オート麦、ライ麦、スペルト小麦、小麦、小麦ふすま
◆穀物
(グルテンを含まない)
ソバの実、トウモロコシ、キノア、白米
◆フルーツリンゴ、アボカド、バナナ、ブルーベリー、チェリー、ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、メロン(ハニーデュー)、オレンジ、桃、洋梨、パイナップル、イチゴ、スイカ
◆野菜/海草寒天、わかめ、アスパラガス、ナス、ビート(てんさい)、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワー、セロリ、キャベツ、キュウリ、ニンニク、ショウガ、昆布、リーキ(西洋ネギ)、レタス、もやし、マッシュルーム、オリーブ、タマネギ、ピーマン(ミックス)、ジャガイモ、かぼちゃ、ラディッシュ、ほうれん草、サツマイモ、トマト、カブ
◆ハーブ/スパイスバジル、赤唐辛子、シナモン、カレー粉、マスタード、パセリ、コショウの実、ペパーミント、バニラビーンズ
◆その他カンジダ、サトウキビ、カカオ豆、コーヒー、ハチミツ、紅茶、緑茶、製パン用イースト、醸造用イースト

IgG 食物過敏フルパネル(219項目)

219項目ものバラエティに飛んだ食品を揃え、多様化する現代人の食生活に対応したパネルです。ご要望の多かったハーブやスパイス類も豊富に含まれています。
★上記120項目に以下の99項目をプラス

◆乳製品/卵α-ラクトアルブミン、β-ラクトグロブリン、バッファロー乳、ヤギ乳、羊乳
◆肉類牛肉、鶏肉、馬肉、ラム、豚肉、カモ、ヤギ、ウズラ、ウサギ、七面鳥、ヴィール(子牛肉)、鹿肉、イノシシ肉
◆魚/シーフードアンチョビ、カメノテ、鯉、キャビア、赤貝、コウイカ(スミイカ)、メルルーサ、ニシン、ロブスター、アンコウ、ムール貝、シーパーチ(スズキ亜目)、カレイ、マテ貝、シタビラメ、メカジキ、マス、ヒラメ
◆ナッツ/種子/豆白インゲン豆、ブラジルナッツ、キャロブ、フラックスシード、ヘーゼルナッツ、レンズ豆、マカデミアナッツ、松の実、ヒマワリの種、タイガーナッツ
◆穀物
(グルテンを含む)
麦芽
◆穀物
(グルテンを含まない)
アマランス、ミレット(キビ)、タピオカ
◆フルーツアプリコット、ブラックベリー、ブラックカレント(カシス)、クランベリー、デーツ、イチジク、グアバ、ライム、ライチ、マルベリー、ネクタリン、パパイヤ、プラム、ザクロ、レーズン、ラズベリー、レッドカレント、ルバーブ、タンジェリン(みかん・ポンカン)
◆野菜/海草スピルリナ、アーティチョーク、芽キャベツ、赤キャベツ、チャード(フダンソウ)、チコリ、ルッコラ、エシャロット、バターナッツかぼちゃ、クレソン、キャッサバ
◆ハーブ/スパイスアロエベラ、アニシード、ベイリーフ(月桂樹の葉)、カモミール、ケイパー、カイエン、クローブ、コリアンダー、クミン、ディル、フェンネル、朝来ニンジン、ホップ、リコリス(甘草)、マージョラム、スペアミント、ネトル(西洋イラクサ)、ナツメグ、ローズマリー、サフラン、セージ、タラゴン、タイム
◆その他トランスグルタミナーゼ
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