院長ブログ

当クリニックでは、患者様お一人お一人の肌の状態に真剣に向きあい、
健康で美しいお肌づくりをサポートいたします。

栄養療法&漢方

2022.12.29

テーマ:

こんにちは!ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。

本日は2022年の最終診療日。

今年も多くの患者様にゆかスキンクリニックに来ていただきました。

本当にありがとうございます。

年末に一人の患者様からお電話をいただきました。

その方は爪の変形異常があって、他院でヒルドイドソフト軟膏を処方されていたけれど一向によくならないとこられた方でした。詳しいオーソモレキュラー検査は希望されなかったので、

とりあえずマルチビタミン&ミネラルをとってみて。とおすすめしたところ

爪の形が正常化していき、いまではすっかりよくなったと感謝のお電話をくださいました。

また最近では足爪白癬の内服治療を何度となくしてきたけれど、すぐに再発してしまうというお悩みの方で、

内服の際の採血をしたときに赤血球のボリュームがかなり小さかったのと(鉄が少なくなると赤血球が小さくなる)、これまた軽度の爪の変形があり、爪白癬部位の爪の伸びが悪そうだったので、標準の爪白癬治療に加えて、鉄とマルチビタミンの補充をしてもらったところいままでになく良くなった!といっていただき、今のところ爪白癬の再発もしていません。

それ以外にも慢性的な肌荒れとか、アトピーやニキビの方に栄養療法的・東洋医学的なアプローチはとても効果的です。

他院で標準的治療でずっと治らなかったという方が、栄養療法や漢方を取り入れて改善するのを目の当たりにして改めて西洋医学以外のアプローチも本当に大事だな。と思う毎日です。

 

栄養療法はエビデンスが少ないのと、保険適応がないこと、

東洋医学(漢方)は保険適応はあるけれども、概念的なところも大きく、どう学んで良いか、どうはじめ良いかわからないと思います。

器質的疾患、形態の以上やできものができたとかそういったものに対しては西洋医療がやはりずば抜けているとおもいますが、慢性的な症状や機能的な疾患は生活習慣や食生活・ストレスなどとも密接に関係していて、栄養学的・東洋医学的アプローチがとても相性が良い気がします。

 

『標準的治療』はやはり大事。私も尊重しているし、取り入れています。

ですが、『標準的治療』でよくならない人も多いから、みんな悩んでいろんなドクターをわたり歩いている人が多いことを考えると、持てる武器(知識や治療法)は多いに越したことがないなーと思う毎日です。

そしてそれらの武器がドクターそれぞれの個性となり、クリニックの看板になるのですね。

 

なので勉強は欠かせない!基本知識欲の塊なので、勉強は楽しくて好きなのです。

勉強していると、点と点がつながる瞬間があって、それが楽しいのですよね!

が、山にもいきたいし、読書もしたいし、ごろごろしたいし、大学院の勉強もしたいので

時間配分が大変なことになって、自分自身を追い詰めちゃうことがよくあるのですが・・・

そんな時は漢方や栄養療法そしてトレランで培った体力でなんとか乗り越えます!

来年もよろしくお願いします。

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