リブレで実験・高濃度ビタミンC
2019.03.04
こんにちはゆかスキンクリニックの院長 青木 由佳です。
昨日は3月3日は『お雛様の日』。だけでなく『東京マラソンの日』でしたね!
私も応募したのですが見事に外れてしまいました。
ちなみに東京マラソンも駅伝もゆかスキンクリニックの前を通ります♡
なんと素晴らしい偶然!(それで選んだ訳ではないですよ!笑)
にしてもあいにくのお天気でランナーの方もも応援の方もボランティアの方も大変でしたね。
風邪など引きませんよう。ゆっくり休んでください。
今日は風邪の予防にも良い高濃度ビタミンCのお話。というか実験。
ビタミンCは美肌や美白に良いとか、風邪の予防にビタミンCとか、なんとなくご存知ですよね!
体は活性酸素が発生して錆びることで傷ついたり老化したりしていきます。
ビタミンCの主な作用は抗酸化作用。活性酸素から身を守ってくれたり、自分が酸化される時に相手を還元するという性質を利用して体の色々な酵素が働くのを助けて体の機能を保っているのです。
ビタミンCは水溶性なのでとってもとっても出て行ってしまうので、定期的に補う必要があります。
その中でも高濃度ビタミンCは大量のビタミンCを点滴することで、通常の内服では上げきれないくらいまで体内のビタミンC濃度を一気にあげるのがポイントです。
身体中にビタミンCがしっかりと行き渡ることで、内服よりもしっかりと効果がでて、美肌や美白、免疫強化・抗アレルギー効果・疲労回復効果(慢性疲労や副腎疲労に!)・ガンなどに対する予防効果があると言われています。
(定期的な内服ももちろん大事ですけどね!)
ちなみにこのビタミンCは血糖センサーに反応してしまうので、高濃度ビタミンCの直後に血糖を測ると血糖は高くなくても高く反応しちゃうの。(血糖が高いわけじゃなくて、センサーの問題)
で、せっかく持続血糖測定機 リブレをつけているので実験してみよ〜!ということで、実験してみました。
そうすると驚きの結果が。
(日をまたいだので、見にくいけど2枚)
この90ってある辺り17:10に高濃度ビタミンC25gの点滴を開始。そうするとすぐに血糖値が500、そしてそのうち計測不良なくらい高くなっていきました。点滴しだしてほんとすぐ。
ちなみにリブレの針(柔らかい針なんだけど)血管にささってる訳ではなく皮膚の下にささっているだけなので、
間質(血管じゃない細胞のある辺り)の糖分を測ってます。
ということは点滴後、間も無く、皮膚の下までこんなにビタミンCが。ってことにびっくりしました。
しかもリブレつけてるの点滴してるのと反対側の手だし。
それからしばらくずーっと検知できないくらい高値。で21:30くらいから下がり始める。4時間20分後くらい。
文献で4時間くらいと書いてあったのでまさにその通り。そして徐々に下がっていき
(なぜだか大事なここが少しきれてるけど、、)1時くらいにベースラインに戻る。
ということでした。
高濃度ビタミンC大好きだけど、本当にこんなに身体中に行き渡るんだなぁ。ということが
身にしみてわかりました!
ちょっとマニアックすぎて、単なる自分の備忘録のブログでしたが、
追い込む系のハードなトレーニングや長距離を走るフルマラソンや過酷なトレイルランは
本当に活性酸素が作られますからね。高濃度ビタミンC本当にオススメですよ!!!