スレッド治療料金改訂のご案内
2025.07.10
スレッド治療のご案内
ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。
ゆかスキンクリニックではDENSITYやHIFUなど機械を使ったたるみ治療が人気ですが、「よりしっかり持ち上げたい」「輪郭をしっかりと形成したい」「左右差を調整したい」などのご希望がある場合には、スレッド治療をおすすめしています。
スレッド治療の種類について
スレッド治療は大きく分けて2つのタイプがあります。
①コグ(トゲトゲ)がついているスレッド
まず、アンチグラビティスレッドです。こちらはスタンダードなコグ付きスレッドで、基本的な引き上げ効果があります。
次に、アンカープラスです。コグがダブルで付いているより強力なスレッドで、アンチグラビティよりも引き上げ力が強いのが特徴です。
そして、テスリフトソフトです。3Dメッシュ構造+コグ付きという特殊なスレッドになっています。
②コグがついていないタイプ
タイトニングスレッドと、ダーマスプリングアイ(目元専用のカニューレタイプのスレッド)があります。
使用している糸の素材について
どのスレッドも、しなやかなPDO(ポリジオキサノン)と呼ばれる吸収される糸でできています。約8ヶ月ほどで水と二酸化炭素に分解されて体内からなくなります。
「吸収されてしまうのは悲しい」と思われるかもしれませんが、実はずっと残り続けるのも問題なんです。時間が経つとだんだんゆるみが生じてくるので、引き上げているわけでもないのに体内に残り続けるのはメリットがありません。むしろ、その後のアレルギーや異物反応の原因になってしまう可能性があります。そのため、吸収されない糸は現在では主流ではありませんし、当院でも推奨していません。
PLLAやPCLというより長持ちな糸もあるのですが、PDOはよりしなやかで違和感が少ないため、当院ではPDOを使用しています。
各スレッドの特徴と使い分け
基本的に引き上げには①のコグ付きのスレッドを使用していきます。
特にアンチグラビティとアンカープラスは引き上げに向いています。アンカープラスの方がコグがダブルで付いているので、より引き上げ力が強くなります。
ただし、これらの糸だけだと時間と共にゆるみやすいため、少しお肉が重ための方にはテスリフトの併用をおすすめしています。
テスリフトはメッシュ状のスレッドの中にコグ付きの糸がある特殊な構造をしていて、このメッシュの中にコラーゲンが増えてきてくれます。そのため糸は吸収されても持続した効果があります。また引き締め効果も強いんです。
テスリフトは「引き上げ」に関してはアンチグラビティやアンカープラスより緩やかになるのですが、アンチグラビティやアンカープラスの効果を長持ちさせる「土台」として効果を発揮します。
コグなしタイプの効果
コグが付いていないタイプのタイトニングスレッドやダーマスプリングアイも、同じように「引き締め」と「土台づくり」に向いています。格子状にたくさん入れることでネットのように組織を支え引き締めるので、「お顔のブラジャー」と呼ばれていたりします。
特にダーマスプリングアイは目の下の膨らみに効果的です。目の下の膨らみはレーザーなどではなかなか良い治療がないので(POTENZAの目周りやデンシティの目周りも良いには良いのですが)、このアイスレッドがとても有効です。
このコグなしのタイプは格子状に入れることと、皮下に入れるときに実はジグザグに入れると効果的なんです。これは、糸が組織により密着し、引き締め効果が高まるからです。
料金体系の見直しについて
①のコグ付きスレッドはこれまで本数割引という形で、本数に応じて割引を行っていたのですが、「料金が分かりにくい」というお声があったので、料金体系を見直しました。
初めての方でしっかりと引き上げしたい方は①のプレミアムリフトがおすすめです。予防やメンテナンスでしたら③がおすすめです。
また同日コグなしのタイトニングスレッドを行う場合、タイトニングスレッドのお値段が10%引きになります!
口横の重さが気になる場合はタイトニングスレッドの併用が特にお勧めです!
こちらはテスリフト6本 アンカープラス3本の症例(左右差があったため本数の調整を行いました)
1ヶ月後ですがかなりすっきりされていますね!
顎下もスッキリしてフェイスラインもくっきり。テスは2ヶ月後の方がより引き締まってくる印象です!
メンテナンスについて
スレッドは約1年で吸収されるとはいえ、合間にデンシティやHIFUなどを入れられることが多いので、当院の患者様だと2年に1回くらいのペースでメンテナンスされている方が多いです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください!