院長ブログ

当クリニックでは、患者様お一人お一人の肌の状態に真剣に向きあい、
健康で美しいお肌づくりをサポートいたします。

肝斑プレミアムプラン

2024.05.29

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こんにちは、東京日比谷ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。

 

肝斑の方に嬉しい特別プランのご案内です!

肝斑は頬骨を中心としてでるぼんやりした茶色いしみです。

頬骨は高い位置にあるので太陽があたりやすく日焼けによるシミもできやすいし、ADM(太田様母斑)というあざもできやすい部分になるので、肝斑じゃないのに、肝斑とおもっていたり、診断されていたりする患者さんも多いです。

(肝斑かADMかの鑑別は非常に難しいので、普段から肝斑やADMの治療をしている先生じゃないと判別が難しいので、普段からシミの治療に真面目に取り組んでいるドクターでないと正確な診断が難しいことがよくあります。)

 

肝斑は普通のシミやADMと異なり、治療が難しい疾患です。

というのも、普通のしみやADMはQスイッチやピコレーザーでしっかり強くメラニンを破壊すれば除去できるのですが、肝斑は色素を作る細胞、メラノサイトが機能異常をおこして、ちょっとした刺激でもメラニンをたくさんつくってしまうという状態になっているのが問題なので、強いレーザーを打つと悪化してしまったりします。

なので、炎症を抑えてメラノサイトの刺激を抑えるトラネキサム酸の内服やメラノサイトを刺激しないQスイッチやピコレーザーによるトーニングが治療として行われています。しかし、トラネキサム酸内服もトーニングも中止するとまた再発してきてしまうことが多々あるのが問題なのです。

最近の研究で、このメラノサイトの機能異常が表皮基底層(真皮と表皮の境界部分、ここにメラノサイトがある)が炎症などにより壊れたり構造がおかしくなって、メラノサイトが真皮に落ちてしまっていたり、また真皮層に蓄積した老化細胞が炎症を起こし、メラノサイトを刺激してしまっていることなどがわかってきました。

そのため、この『基底層』や『真皮浅層』を作り替える(リモデリングする)ことが根本的解決になるのではないか!ということでニードルRF(当院ではポテンツァ)治療が注目され、効果的であることが示されています。

当院でも、ポテンツァ導入以来、肝斑の治療にニードルRFを使用しています。トーニングとニードルRFの併用が最も効果的であるとされています。

トーニングはメラニンの排泄を促し、ニードルRFは基底層や真皮のリモデリングを行い、メラノサイトの機能異常を改善します。つまり、現在の色素沈着はトーニングで薄くなり、根本的な肝斑の原因である肌質の改善にはニードルRFが必要です。

ただし、肝斑は難治性の疾患であり、ニードルRFポテンツァ治療でも悪化することがあります。その場合は、治療の間隔を調整する、1ヶ月ではなく2ヶ月くらい間隔を開けることをお勧めする場合があります。

また、肝斑の方は真皮層の老化も進んでいるため、真皮層の正常化が重要です。これには、ヒアルロン酸やアミノ酸を含む製剤を直接お肌に注入するスネコスが効果的です!

 

ということを踏まえて、基底層、真皮浅層のリモデリングを促進し、根本的に肝斑にアプローチする半年のプランを作成いたしました!

肝斑プレミアムプラン

①ボライト: 柔らかいヒアルロン酸製剤で、お肌に潤いを与え、乾燥を改善し、バリア機能を正常化します。架橋されているのでお肌の中に9ヶ月ほど残り、お肌に潤いをあたえてくれる!肝斑の方はバリア機能が弱っていて、乾燥してしまっている方が多いので、まずボライトで乾燥を改善させ、バリア機能を正常化して刺激がお肌に入りくくしていきます。持続効果があるので、その後の治療をより安全に行うためにもよいと思い、一番最初に入れています。

②ポテンツァ肝斑モード: ニードルRFで基底層や真皮のリモデリングを行います。オプションでピコトーニングを追加可能です。

③スネコス: 真皮のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を増やし、健康なお肌を作ります。

④ポテンツァ肝斑モード

⑤スネコス

⑥ポテンツァ肝斑モード

 

半年かけて、肝斑の根本的な肌質の改善に取り組むプランです。

現在モニター様募集中。平日限定で、264,000円となっています!

 

トラネキサム酸の内服などは必要な容量が変わるので、別途必要になります。

ピコトーニングやボライトおかわり(1本じゃなくて2本したい)などはオプション価格で追加できます。その方の状態に合わせてカスタマイズしていますので、ご相談ください!

 

 

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