やっぱりいいよね『テスリフト』&顎形成
2021.09.09
こんにちは!ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。
9月に入りすっかり暑さも和らぎ、涼しくなってきましたね!
私は9月に予定していた110kmのトレイルランニングの大会が新型コロナ感染症の広がりのために、
中止になってしまいましたが、来年こそは挑戦したいと、トレーニングは続けています。
普段は週末のトレラン と、平日は街ランやプール、そして時々パーソナルトレーニングでピラティスみたいなのをしているんですが、トレーニング量を増やすため、そして雨でも走れるよう、ジムにも通い始めました〜!
でもこんなに運動しているのに、体重も体脂肪率も減るどころか増えてやばいです。(笑)
またファスティングでもしようかな!
さてさて、今日はまたスレッドリフトとヒアルロン酸注入治療の症例が出来上がりましたので、ご紹介します。
スレッド:テスリフト2本、アンチグラビティスレッド4本。
ヒアルロン酸:ジュビダーム シリーズ ボラックス1本、ボリューマ1本、ウルトラプラスXC1本の計3本(3cc
)
を使用しています。
直後の写真ですが、かなりシャープな印象になりましたね!
テスリフト2本でしっかりと引き上げて、アンチグラビティスレッド4本で微調整。
右の方がたるみが強かったので、右は裏技で、アンチグラビティを結紮して縛り上げています。
こちらの症例の場合、顎が小さかったので、顎のヒアルロン酸を入れると横顔が整いシャープな輪郭になるので、
ヒアルロン酸をおすすめしました。今回使用したVOLUX(ボラックス)はジュビダーム シリーズの中でも粘度が高く広がりにくいため、鼻や顎、フェイスラインの形を整えるのに向いています!
ボリューマは頬骨まわり中心にリフトアップするように骨上に入れて、顎はVOLUX(ボラックス)だけですこし物足りなかったので、残ったボリューマを入れました。
そして目周りや法令線周りはウルトラプラス1本で。
ヒアルロン酸は種類によって特性が違うので、お悩みに寄って使い分けをしています!
テスリフトはコグ付きスレッドの周囲にメッシュ状態の籠がついていて、そのメッシュの隙間を足場として(スキャホルド)コラーゲンができてくるので、じわじわ1〜2ヶ月くらいかけて引き締まってくるので経過が楽しみです!
(テスリフトの拡大図)
スレッドリフトの経過は、入れてから2~3日はまぁまぁ痛いです。そして少しむくんだ感じはあるかもです。1〜2週間くらいは痛みや引っ張られている違和感がだんだんなくなってきます。直後は結構引っ張りあげるので、すこし引きつった状態でしあげるのですが、この状態も1週間くらいで落ち着くことがほとんどです。1週間たっても緩まずに気になる場合は少し緩めるので来院してください。リスクとしては糸にバイキンがついて感染する可能性があることと、耳下腺を傷つけてしまうと腫れが1ヶ月くらい起こること。神経を傷つけると麻痺が起こる可能性があること。でしょうか。
ヒアルロン酸のリスクは内出血がおこる可能性があること。あとは血管にヒアルロン酸が詰まる(塞栓)がおこると、詰まった血管によっては『失明』や『皮膚の壊死』『脳梗塞』のリスクなどがあります。危険部位はさけたり、カニューレという特殊な針をつかったり、いろんな手法で起きないように工夫しています!
美容医療は効果が高いとはいえ、医療行為なのでリスクも伴います!
が、もちろん安心して施術を受けていただけるよう日々研鑽をつみ、安全対策を行って施術しています!