A4m国際学会
2019.10.29
こんにちは。ゆかスキンクリニック 院長の 青木由佳です。
先週土日は、東京日本橋、なんとゆかスキンクリニックの斜め前!で開催されたA4m国際学会 日本会議という学会に参加してきました。(こうやって気軽に近場で学会や勉強会に参加できるのが東京の良いところ!!!)
A4Mは The American Academy of Anti-Aging Medicine の略でアメリカの米国抗老化医学会で、世界最大級のアンチエイジング医学会です。アンチエイジング医療の最先端治療がしっかり学べるということで、わたしも以前から知り合いの先生にアメリカで行われる学会に誘われて、ずっと行きたかったのですが、なかなか行く機会をもてず、今回日本で国際学会がおこなわれる!(しかも超ご近所の日本橋!)ということで参加してきました。
アメリカ・日本のアンチエイジングの権威の先生方から、最先端の知識や治療について学ぶことができて、本当に良い機会でした。
今回、招待講演のアンドリュー・ヘイマン先生は、 当院でも患者さんによくお話しする腸内環境ー免疫システムー脳の相関・炎症についてお話ししてくださり、患者さんのひとりひとりの病態のステージに応じて、しっかりとこれらの炎症を抑えて行くことの大事さを改めて学びました。
わたしは漢方と栄養を二刀流で使いますが、アメリカの先生はいろんなハーブの抽出物を使っているようです。
特に、緑茶にも含まれるテアニンが炎症を抑えるので、アンドリュー先生はお気に入りだそう〜。
そのあたりも突き詰めて行くとなかなかに面白そうなので、ハーブの効能も少しずつ突き詰めて行きたいし、漢方のすばらしさについても、海外の先生にももっと知ってもらいたいな、とも思いました。
また、今回は加齢とホルモンの変化やその補い方、ペプチドの多彩な役割・今話題のCBDオイルの実際の症例なども学ぶことができました!
とくにCBDオイルの可能性については私もとても興味があり、自分でも試したりしていたので、さらにしっかり知識を得て、よい製品を患者さんに届けることができたらな、とおもい準備中です。
ランチョンセミナーではコラーゲンペプチドを口から摂取すると、きちんと血中にも吸収され、特に創傷部位に集まって、
コラーゲンの増成を助けるというお話をきき、ダーマペンやその他のレーザーなどとコラーゲンペプチドの内服を組み合わせるのもよいかなぁと思いました。
最新の知見や日本ではなかなか聞けないアメリカでの医療の実際・症例などが聞けてとても有意義な学会でした!
学んだことを、普段の診療にもしっかりと活かして行きたいと思います♡