院長ブログ

当クリニックでは、患者様お一人お一人の肌の状態に真剣に向きあい、
健康で美しいお肌づくりをサポートいたします。

『養生訓』

2019.07.16

テーマ:

こんにちは。東京日本橋 ゆかスキンクリニックの院長の 青木 由佳です。

今年の梅雨は長く、スッキリしない日が続きますね。

低気圧の影響や湿度で体調を悪くしている方も多いようですね。

私も元々、水毒(むくみやすい)体質なので、この時期はちょっと苦手。

むくみが酷くなって頭痛がしたり、体が重かったり、胃腸の動きが悪くなって気持ち悪くなったり。

つい先日も頭痛と吐き気が〜。

とはいえ、頭痛薬を飲むほどでもないし、(ロキソニンなどの頭痛薬は少し胃に負担かけるので。胃腸命の私としては、極力飲みたくない。)
五苓散(水毒をとる漢方薬)は切らしてて家にない。

う〜んなんかスッキリしたーい!と思いたち

自家製<辛口>ジンジャーエールを作ってみました!
私、甘い飲み物は得意でないのですが、お気に入りのレストランでいただいた自家製ジンジャーエールが辛口で美味しくて
レシピを教えていただいたのです。
教えていただいたレシピはとってもシンプル!
生姜:レモン:三温糖=1:1:1でそれにクローブと唐辛子少々。 それにお水適量足して煮込むというものでした。
三温糖は家にあった甜菜糖(てんさいとう)とココナッツシュガーに置き換えて、
あとちょうどシナモンのスティックがあったので(シナモン大好き♡)入れてみました。

出来上がりがこちら

硬水の炭酸水ゲロルシュタイナーで割ります。

 

生姜は冷えた体を温め、水分代謝をよくしてくれるし、

レモン(柑橘類)・もクローブ(丁子)も桂枝(シナモン)も停滞した気や水を巡らせてくれます。

(気が巡らないと水分も回らない〜。げっぷやムカムカするときのお腹のハリは気の滞った状態なので、気を巡らせると良いのですよ)

さらに硬水はマグネシウム豊富なのでお通じにも良いし、糖質代謝や脂質代謝、ミトコンドリ ア内のエネルギー代謝の産生も助けて元気を与えてくれるはず!

 

美味しく飲んでスッキリいたしました〜。

 

さてさてそこで本題。

みなさま『養生』してますか?

養生とは生命を養うこと。普段からしっかりと養生して入れば、気候の変動やストレスに負けない、強い体を作ることができます。その『養生』について江戸時代の学者 貝原益軒 によって書かれた本が『養生訓』

(こちらの本は現代風に訳されていて読みやすかったです。)

忙しい現代人にこそ読んで欲しい『養生』の仕方について載っています。

『養生』の基本は食事・睡眠・運動

食事は旬の栄養価のあるものを腹八分目食べて、お酒が控えめにして、冷飲食は避け、ご飯を食べたらすぐ軽い運動して、しっかり寝る!(でも寝すぎもだめ!) 心は楽しみ苦しまず、体は労働はして、休ませすぎない!むやみに薬を飲みすぎない!

簡単に言うとそんな感じ。

そして『養生訓』で感動したのは、『長生きすれば、楽しみ多く益多し』

年をとってからの人生の楽しみや幸せについて言及していること。

現代では若さに価値が置かれすぎていて、老いることに対してネガティブなイメージが強い気がします。

でも人は老いていきます。

日頃の食事や運動習慣、ちょっとした心がけで健やかで幸せな老いにつながります。

できるならば、きちんと養生して心身ともに健康で、元気に楽しく美しく老いて行きたいですね!

『養生訓』忙しく過ごすみなさまにこそ是非読んで、いただきたい本です。

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