ビタミン剤×整腸剤=家族愛
2019.03.18
こんにちは。東京日本橋 ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。
最近、腸内細菌叢の大事さとビタミンやミネラルの偉大さをひしひしと感じるとともに、
思い出したことがあります。
我が家は父が小児科医、で家族一同、大病知らずな健康家庭なのですが、
そういえば、実家では小さい頃から市販の総合ビタミン剤と整腸剤が欠かさずリビングルームの真ん中にありました。
父・母は結構毎日飲んでいるっぽかったし、
子供達がちょっとでも『あ〜疲れた』、とか『風邪気味や〜』と『お腹の調子悪い〜』、といえば、
何でも『ビタミン剤飲みなさい』『整腸剤飲みなさい』とやたらと飲まされていました。
当時はビタミン剤や整腸剤がそんなに効くとも思っていなかったけれど、
今から思えば、小児科医である父は当時から、腸内細菌の大事さと、ビタミン剤の偉大さを知っていたのですね!
大学生になって実家を離れてから、自分で積極的にビタミンをとる習慣はなくなっていきましたが、
とある時に、実家で飲んでいたビタミン剤を自分でも購入して飲み始めたら、
ずーーっとあった中指の爪の凹みがなくなってびっくりしました。
爪の根元が傷んでるからかと思ったら、ビタミン不足だったんですね。
今でも実家に帰ると、その総合ビタミン剤と整腸剤は家にあって、
『疲れたでしょ〜、ビタミン剤飲みなさい』って毎回言われます。(笑)
ビタミン剤と整腸剤は、家族の健康を思う父と母の愛情だったのですね〜。
今では、私もそのビタミン剤を家に常備して飲んでいるし、整腸剤も毎日飲んでます!
(それだけじゃ足りないから他のもいっぱいありますが。)
漢方の教えで、『胃腸から立て直せ』という言葉があるのですが、
最近では腸内細菌叢(腸内環境)ー皮膚ー脳の関係が医学的にも証明されてきています。
胃腸は健康のかなめ。大事な栄養素も胃腸が悪くては吸収ができません。
『胃がもたれる』『下痢気味』『便秘気味』などなど胃腸のトラブルがあるひとは要注意です。
また大人になればなるほど、自分の胃腸のトラブルを感知しにくくなるそうです。
漢方ではよく舌の状態をみて(舌は胃や腸に繋がっているので、胃腸の状態を反映している)
舌の苔の状態で胃腸の様子を判断するのですが、舌の苔が厚い・黄色い・もしくは全くなくてテカテカしている
などがあると胃腸の調子がよくないかも知れません。
しっかりと食養生して良い腸内環境を作りましょう!