院長ブログ

ゆかスキンクリニックは、患者様お一人お一人の肌の状態に真剣に向きあい、
健康で美しいお肌づくりをサポートいたします。

お肌に潤いをあたえるヒアルロン酸『ボライト』

2024.11.21

テーマ:

こんにちは!東京日比谷『ゆかスキンクリニック』院長の青木由佳です。

すっかり寒くなりましたね。この時期は空気が乾燥して、お肌の水分が奪われがちです。さらに、冷たい外気によって皮脂の広がりが悪くなり、お肌の乾燥を感じやすくなります。

乾燥を防ぐには、表皮の細胞間を埋める細胞間脂質(セラミドなど)やタイトジャンクションをしっかりと作ることが大切です。

表皮はその下にある真皮から栄養や命令を受けているので、健康な表皮のためには、真皮にある線維芽細胞やECM(コラーゲンやヒアルロン酸など、細胞外マトリックス成分)がきちんと機能している必要があります。

真皮の線維芽細胞は、ECMという細胞外マトリックスを作り、このECMは細胞の周りに栄養を供給したり、構造を支える役割を担っています。しかし、加齢や紫外線による光老化が進むと、このECMが破壊され、線維芽細胞の働きが弱まってしまいます。

これをわかりやすく伝えたい、と以前つくったイラストがこちら

(こちらのスライドが意外と好評で、同業のドクターからわかりやすくて患者さんの説明に使ってるよ!と褒めていただきました!)

年齢をとったり紫外線を浴びたして光老化が起きるとECM(お家)が破壊されてしまいます。

線維芽細胞さんはECM(お家)が破壊されているとのびのび仕事ができず、元気がなくなって、お家の修復が進まなくなってしまいます。。。

(物理的にもまわりのECMが線維芽細胞をストレッチさせると線維芽細胞の働きがよくなると言われています。のびのびストレッチ大事!)

 

そんなときにおすすめなのが「ボライト」です。ボライトはECMの成分でもあるヒアルロン酸を補うことで、真皮の水分量を増やし、線維芽細胞をストレッチして、働きをサポートします。これにより、真皮の状態がよくなると、表皮も元気になり、皮膚のバリア機能が向上します。結果として、お肌の乾燥症状が改善されます!

ボライトの症例写真 1ヶ月の経過

肌表面の細かいシワが改善し、もちもちのお肌になっています。

ふっくらとしたお肌により、深くなっていたエクボも浅くなりました!

ボライトは『架橋』という技術でヒアルロン酸の分解が抑えられており、ゆっくりと吸収されます。効果の持続は約9ヶ月とされています。

片頬1本、両頬で2本、顔全体では3本が目安です。1本77,000円ですがお得な本数割引もあります。

架橋されてるために、ちょっとしたボコつきが数日残ることがあることと、内出血が起きることがあります。

乾燥が強い方やより効果を実感したい方には、1ヶ月後にもう一度追加する「追いボライト」もおすすめです。

 

ボライトの持続性を考えて、乾燥やハリ・弾力の低下が気になる方は、まずはボライトをいれて、線維芽細胞の構造を支えて機能を上げつつ、

その後に線維芽細胞がECMをつくる原料になるスネコスやジャルプロなどのECM製剤を組み合わせるのも良い方法です。

お肌の乾燥やハリ不足でお悩みの方、ぜひお気軽にご相談くださいね!

 

 

 

 

 

 


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