院長ブログ

当クリニックでは、患者様お一人お一人の肌の状態に真剣に向きあい、
健康で美しいお肌づくりをサポートいたします。

これまでとこれからと〜開業4年目に思うこと

2022.09.19

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こんにちは ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。

2018年10月に開院したゆかスキンクリニックももうすぐ4年。あっというまの4年間でした。

いままでブログにも書いてきましたが、私はもともと自己肯定感が低く、外見へのコンプレックスも強くて、美容医療の道に進みました。当時は自分も外見に悩みをもっていたからこそ、患者さんのささいな悩みも我が事のように感じられ、その悩みを解決し喜んでもらえるという仕事にやりがいと自分の存在意義を感じることができて、美容医療は私の天職だと思えるようになりました。
美容皮膚科兼美容外科で働いていたので、醜形恐怖症に囚われてしまっている人も多くみました。自分自身の外見をアップデートしないと不安で、アップデートしても満足することなく、美への欲求がエスカレートして、無理な整形を繰り返して、それでも満足できないという負のスパイラルにもがく。私自身もその一人でした。

そんな私が、醜形恐怖から卒業できるようになったのは、仕事にやりがいを感じることができて、自己肯定感があがってきたこと。まだまだ精神的に不安定だった当時だけれど、たまたま処方していただいた漢方が自分の体質にあって身体が楽になったこと。仕事を少し離れてゆっくりとする時間がもてたこと。栄養療法と出会い、自分の状態が『副腎疲労』だったから、根性がなかったり、イライラしやすかったり、ポジティブなマインドになれなかったことに気づけて、自分の体を労れるようになったこと。精神的に元気になり、体力的にも元気になって自然に身を置くトレイルランニングという趣味がもてたこと。
いろんな要素がくみあわさって、ありのままの自分を愛せる今の自分に導かれたのだと思います。

自分自身が健康でポジティブなマインドをもてるようになって改めて気づいたのは、美容医療とは、外見だけでなく、外見と共に『内面』にもアプローチしないといけないということでした。
『美』は定義するのが難しいですがさまざまな形があり、自分の『美しさ』を受け入れるには自分の心と外見の違和感を近づけることが大事だと思います。美容医療は自分の外見を整えることに重きをおきますが、自分の心も健やかでないといくら自分を変えても心と外見の距離が縮まらず、満足できないのではないかと思います。

最近では栄養療法を取り入れている美容皮膚科も少しずつ増えてきていますが、外面的なアプローチしか重視されない美容皮膚科が多く、やはり自分の信じる自分が提供したいと思う医療を患者さんに提供するには開業するしかない。という思いが高まり、2018年10月、東京日本橋に開業することとなりました。

それから4年。開業なんて考えたこともなく、クリニック経営という初めての試みで頭を悩ませてばかりですが、素敵な患者様にたくさん支えていただき、無事に4年を迎えることができて、感謝の気持ちでいっぱいです。

医師は本や文献からだけでなく、経験からたくさんのことを学びます。とくに美容医療はまだまだ体系だった教科書がすくなく、経験から学ぶところも多いです。
開院当初から私は患者様とのカウンセリングを大事にしています。私はついつい楽しくて余計なおしゃべりまでしてしまうのですが(特に犬の話とか山の話とか。)、カウンセリングでよく話をきくからこそ気づけること(悪さをしている習慣や、東洋医学的・栄養的な介入が必要なこと)もたくさんあり、そこが私の強みでもあると思っています。

まだまだ力不足を感じることもありますが、医師として成長し、それなりに自信をもって美容医療を提供できるのは、今までみてきた患者様から得た経験のおかげだとおもっています。
(他のクリニックでも治せなかったお肌のトラブルが治せると本当に嬉しいけれど、それは今までみてきた患者さんの経験のおかげです。私を名医?実際は迷医だけど!(笑)にしてくれてありがとう!)

これからも、今まで以上に安心して質の高い美容医療が提供して患者さんの満足度を上げられるよう、自分の知識と技術を高めて行きたい!

4年経って、私はこれからどうしたいだろうと真剣に考えた結果が、開業時と全然変わりませんでした(笑)

これからも、患者様のカウンセリングの時間をしっかり持てるよう、キャンセルや遅刻に関してのキャンセルポリシーを作成いたしました。患者様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどお願いいたします。

4年経って変わったこと、変わらないこと色々とありますが、今後も院長 青木由佳とゆかスキンクリニックをよろしくお願いいたします!

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