ボトックス のホームページ
2022.02.28
こんにちは!
東京日本橋ゆかスキンクリニックの院長青木由佳です。
またしても久しぶりのブログ。
大学院は1月末で1年の授業が終わりちょっと長めの冬休みに入り、少し余裕ができたので、
復習とか学んだことを利用して何か作ったりしてみようと思っていましたが、
しばらくお休みしていたNetflixを再開したら、Netflixの沼にはまってしまいました。
最近みたのは『ブーリン家の姉妹』ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンがW主演している作品。この辺りのイギリスの歴史って絵画にもよくなっているけれど、ようやく理解できました!このアン・ブーリンがエリザベス1世のお母さんなんですね。
さて、本題。
少しホームページに手を加えました!開業当時、ページ数の関係でヒアルロン酸とボトックス注入を1ページで書いていたんですよね。でも大学院の『ウェブ解析』という授業で、ボトックス注入のページが見る方を満足させられていない、というのがわかったんです。なので、ヒアルロン酸注入とボトックス注射のホームページはわけてボトックス 注入のページの内容を充実させました!
できたものがこちら!
気合をいれて作ったのでぜひみてください!
私が開業したばかりのころは、ホームページのことなんて全然わからなくて、『サーバーってなに?』『ドメインってなに?』『HTMLってなに?』ってウェブについて全く知識がなかったのですが、
ホームページをちょっと直したくても、何か不具合が起きても業者さん任せなのが不便だったし、ウェブデザインの教室に1年ほどかよったんですよね。
かなり真面目に勉強したので、だいぶできるようになって、最近はホームページの追加や修正は自分で行っています。
結局こんな風で、こんな感じに作ってね!っていうのと、自分でページをつくるのでそこまで手間がかわらないようなきがしてしまって・・・(そんなことはない)なんでも自分でしてしまおうとしちゃうのが悪いくせです(涙)
まだまだPhotoshopが苦手なので、できるだけ他のもので画像も仕上げているんですが、
Photoshopできたらもっとカッコ良い写真にできるんだろうなぁ。極細針のところはフォトショップつかっているのですが、かなり雑(涙)。。。
このボトックスのホームページをつくるにあたって、ボトックスの知識を再確認しようといくつか新たに文献を読みました!そして、長らく疑問をもっていた、アセチルコリン注射(オビソート)って本当に効くのというのも色々調べてみました。ご存知の方もいるかと思いますが、ボトックス注射が筋肉の動きを止めます。なので表情が動いて出るシワをとめることができます。これは脳の筋肉動け〜って指令が神経を経て神経の末端からアセチルコリン という物質が分泌されて筋肉が動くのですが、ボトックス はこの神経末端に取り込まれて、アセチルコリン の放出を阻害するので、
ボトックス を打つと、筋肉が動かなくなるのです。
でもボトックス が効きすぎると額が重たくなって二重の幅が狭くなったり、眼瞼下垂になったり、表情が硬くなったりすることがあって、この嫌な副作用をなくしたくても、ボトックス には拮抗する(効果を中和する)お薬がないので、時間がたってボトックス の効果が切れるのを待つしかないのです。
そこで、いくつかの美容クリニックではアセチルコリンの注射(オビソート)というのを打っているようなのですが、
口頭でしか効かないし、海外の先生からは聞いたことないし、アラガン社からも聞いたことないし、本当なのかずっと疑問に思っていたんです。そこでアラガンさんに、ボトックスの副作用に関する比較的新しい文献を見つけてもらいました!やはりアセチルコリン注射(オビソート)は世界的にみても使われていないよう。とはいえ、眼瞼下垂を改善する目薬で、以前のものよりももうすこし長期間効果があるものがでているようで、眼瞼下垂がひどい場合にはその目薬をするのも一つの手段のようです。
その目薬、実は日本でも少し濃度が薄いものが売られていたようですが2021年1月に販売中止になっていました。
残念。OTCででているけれど鼻用なんですよね。血管収縮作用もあるので、花粉症の鼻水にもよいそう。
血管収縮作用もあるし、眼瞼下垂改善作用もあるなんて、美人度が上がりそうなのでぜひ試してみたかった〜。(なんでも自分で実験したがる、医者あるある。鼻用を目に入れちゃダメだよね😂😂😂)
みなさんが勝手に試すと危険なのであえて成分名・商品名は言いません!(笑)
海外のものはあるようなので、輸入して販売しているクリニックもあるようでした。
眼瞼下垂の完全な治療にはならないけれど、どうしても手術したくない人には今後選択肢としてあがってくる目薬なのかもしれないですね。
正直ボトックス を打つ前に、眼瞼下垂をチェックして、眼瞼下垂の方にはボトックスをお断りして眼瞼下垂の手術をおすすめしたり、それ以外の治療法を提案したり、ほんのすこしだけ、頭皮のあたりにいれたりと気をつけているので、
眼瞼下垂がおきることはあまりないのですが、治療には副作用もおきることがあり、起こさないように努めることはもちろん、おきた場合にどう対処するかも常に学んでおきたいですね!