新機種『POTENZA(ポテンツァ)』を導入いたしました!
2021.03.06
こんにちは。健康で美しいお肌づくりをサポートする、ゆかスキンクリニック 院長の青木由佳です。
今日は新しい治療器のお知らせです!!!!
その名も『POTENZA(ポテンツァ)』
ポテンツァはマイクロニードルRFと呼ばれる治療の一つで、
マイクロニードル(微細な針)を皮膚に刺入し、その針先からRFが流れるという機械です。
RFはなんとも言えない肌質を改善してくれる不思議な力があって(多分サイトカインとかに働きかけているよう)、RFが大好きなので、次に買うならRFの機械かなぁとずっとおもっていただのですが、このPOTENZAに決めた理由は、チップの種類も豊富でかつパラメーター設定が自由自在でいろんなお肌の悩みに応えられるから!
まず他のマイクロニードルRFにない、POTENZAのすごいところは『ポンピングチップ』!!!
特殊な構造になっていて、マイクロニードルを刺入した際に陰圧をかけることで、針を抜去する際に空気が押し込まれ、皮膚表面に塗布した薬剤をしっかりと均一に真皮層まで届けることができます。ニキビ跡の瘢痕のクレーター(凹凸)改善や美肌に向いています。
薬剤はダーマペンにも使用している、成長因子など美肌成分の入ったBENEVの他、
DNA再生を促すポリデオキシヌクレオチド・グルタチオン やペプチドが入ったPDRNスキンブースター、そして2年と長期にわたって皮下でコラーゲン生成を刺激してくれるPLLA(McCoom)より選べます。
当院ではニキビ跡のクレーターにはニキビ撃退というダーマペン4とサーモン注射のコンビネーションでもなかなか良い結果がでていますが、さらにこのポテンツァの水光モードが加わりますます治療の幅が増えると思います!
また、POTENZA(ポテンツァ)は肝斑にも対応可能。
肝斑はメラニンをつくる工場であるメラノサイトが過敏になって、ちょっとした刺激でもメラニンをつくってしまう状態にあるので、レーザーなどを強く打ちすぎると逆に濃くなってしまう可能性があります。レーザートーニング はレーザーを弱く均一にあてることで、メラノサイトを刺激せずにメラニンの代謝・排泄をうながしてくれるのですが、やはりちょっと強くうつと濃くなったりすることもあります。
こちらのポテンツァは色に反応しないのに、RFの波長がメラノサイトからメラニンをつくる指令を抑えることで、肝斑を改善していきます。
またPOTENZAにはこんな感じ⬇️の単針のニードルもあり、
活動性ニキビにRFを照射して再発しにくくしたり、
夏になるとめだってくる汗管腫の治療にも使えます!
もちろん通常の美肌モードもお肌の引き締め、肌質改善の効果がしっかりとあります!
ポテンツァのよいところはダウンタイムは直後数時間赤みはあるものの、翌日にはだいぶ赤みもひき、普段通りの生活ができるところ(2−3日はほんのり赤いかな)。細かいかさぶたや皮向けは1週間〜10日くらいありますが、そんなには目立ちません。
一応直後はお肌がデリケートになっているのでアルコールやレチノール・トレチノインなどは入っている製品は避けて、日焼けにも十分気をつけて欲しいです!
POTENZAは症例モニターも募集する予定です。
詳しくは診察時にご相談ください!