美容皮膚科のスタンダード☆光治療☆
2020.01.24
こんにちは。ゆかスキンクリニック 院長の青木由佳です。
今年の冬は比較的暖かいですね〜。お天気が良い日はポカポカ暖かくてもう春みたい。
日照時間が少ない冬はビタミンDの合成ができなくて、気分が落ち込みやすくなるので(冬季うつっていうのもあるくらい)、ビタミンDをサプリで補ういつつ、できる限りお昼休みはランニングにでて、おひさまを浴びるようにしています!お天気が良い日に体を動かすと本当に気持ち良いですよ〜。
今日は美容皮膚科のスタンダード治療ともいえる光治療の話。
光治療は、レーザーでなく、光を使った治療です。
レーザーと光の違いはというと、光は波長というのがあって、波長によって紫外線とか、可視光線とか赤外線とか
その特徴が違います。その光の中で、単一の波長を取り出して来て使うのがレーザー。
なので、その波長の特性がしっかりとでるようになっています。
例えば、シミ取りに使うレーザーは、黒い色への吸収率が高い波長なので、シミを集中的にやっつけるのにむいていますし、赤い血管をやっつけるには赤い色への吸収率のたかい波長のレーザーを使います。
それに対して光治療は、いろんな波長が混ざってる!
いろんな波長がまざっているからこそ、強さはマイルドなのですが、黒い色にも赤い色にもお肌のハリにも色んなものに効いてくれます。強さがマイルドなので、顔全体に打っても直後からお化粧もできるし、赤みもそんなにでないので(でても1〜2時間程度で落ち着く)ダウンタイムを気にせず治療することができます。そのかわり、一回で完全に綺麗にするいうよりは、月1回くらいのペースで回数を重ねて症状をよくしていく感じです。またどちらかというと全般的によくしていくには向いているけれど、特に気になる症状はプラスαほかの治療をすることが多いです。
あと光治療は効く層が比較的浅いので、たるみとか深いところまでは効きません。
美容治療が初めての人の多くは、光老化の影響でしみや、肌の弾力の低下があったり、あと皮膚のターンオーバーのみだれや、擦れる刺激、脂漏性皮膚炎などで赤みもあったりと、色んな症状がまざっている人がとても多いです。
なので、とりあえずまず光治療を数回して、全体のお肌の状態をよくして、さらに毛穴とか、目立つしみ、赤み
とかそれぞれに特化した治療をしていくことが多いです。
当院にあるのは、レーザー会社のなかでも大手のアメリカのキュテラという会社のライムライトという光治療器。
どれくらい効果があるかというと、(もちろん個人差はありますが)こんな感じ。
もともとベースのお肌は白くてキメも細かい方ですが、光老化によるシミとコラーゲンの断裂・低下によりシワがめだっていましたが、ライムライト2回でここまで綺麗に。
お肌が綺麗になって、気持ちまで明るくなったととても喜んでいただき、当院に来るのを楽しみにしてはるばる茨城から通ってくれています。 お肌がきれいになって、気持ちまで明るくなるっていうのが本当に美容医療の素敵で大事なところ♡
本当のことを言うと、しっかりと輪郭がわかるような丸いシミ(日光色素斑)は強めのシミ取りレーザー(QスイッチYAGレーザー)で最初から治療した方がスッキリ取れるのでしたが、テープを貼るというダウンタイムがあるので希望されず、ライムライトだけで行きました。
ライムライトだけだと、丸い目立つシミは薄くなるけど残ってしまうんですよね。
こういうところは黒い色に特化したQスイッチレーザーがおすすめです。
ハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬も併用するとなおよしですね。
このあたりは患者さんの希望とすり合わせながら治療プランを決めて行きます。
大きな病院とかでは光治療の設定がマニュアル化されていて、その方自身のお肌をみて強さを決めたりしていないところも多いのですが、当院のこだわりは、その人のお肌に合わせて出力を決めています。
できるだけ、1回でもしっかり効果を感じてもらえるよう、(でも安全に)出力を設定しています。
ライムライトは 初回お試しは20. 000円(税別)/2回目以降は22.000円 おすすめは美容成分をイオン化してしっかり皮膚の深いところまで届けるイオン導入つき 初回24.000円(税別)/ 2回目以降26.000円(税別)です。