日本美容外科学会
2019.10.06
こんにちは。東京日本橋 ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。
昨日・おとといは舞浜で行われた日本美容外科学会に参加してまいりました。
ディズニーランドを横目に見ながら学会会場へ。
私、大阪から東京に来て3年半ほどになるけど、そういえばディズニーランド一回もいってない!!!!
関西にいるときは何回か来たのになぁ〜。近くなると逆に行かないってありますよね。
美容外科学会とはいえ、今回テーマはcombination approachと言うことで、
外科的な手術の話だけでなく、発毛と再生医療や痩身の複合的治療など内容が多岐にわたり、
非常に勉強になりました。
特に、細胞培養上澄み液やエクソソームと呼ばれる、上澄み液のから有効成分を抽出してきたものののお話はとても興味深かったです。
現在細胞培養上澄み液はいろんな会社から出ており、私も現在吟味中。きちんとした知識と情報の上で、安全性と効果の高いものを導入したいと思っています。
あとは痩身のコンビネーション治療で『腸内善玉菌』の大事さや、発毛治療でオーソモレキュラー的な栄養評価とサプリメントでの栄養補助の重要性が発表されていることが嬉しく思いました。
オーソモレキュラー的な栄養素の評価は、美容・アンチエイジング系をされている先生では関心の高い先生も多いのですが、全ての医師が精通している訳ではないし、さらにその他の分野の医師の方は、オーソモレキュラーと言う言葉でさえ聞いた先生も多いです。こうやって、オーソモレキュラー的な考え方も日本に医療に浸透して、従来の医療でなかなか治せない・治らないお悩みの解決に繋がっていくと良いといつも思います。
最近ゆかスキンクリニックでも女性の薄毛の相談が多く、そういった方にオーソモレキュラー検査をすると、ホルモン異常やミネラル・ビタミン不足・タンパク質不足が見受けられることが多くあります。
男性の薄毛はフィナステリドやデュタステリド内服というある程度確率した治療がありますが、
(私はミノキシジル内服処方は効果と副作用のリスクを考慮して、現在本当に出す必要があるのかという結論にいたり、
今後の経過を見守っています。)
女性の発毛に関しては原因が多岐にわたり、原因が不明なことも多いため確率した治療がありません。
実はその原因不明とされるものの中には栄養素の不足によるものもたくさん潜んでいます。
今後女性の薄毛についてはオーソモレキュラー的なアプローチが一般的になりより、より今まで難治だった例が改善すると良いのですが!
ゆかスキンクリニックは体質改善、漢方治療やオーソモレキュラー治療も力を入れており、
従来の発毛治療(女性だとミノキシジルやスピロノラクトンの内服や成長因子のメソセラピーとか)とはまた違う方向から、もしくは従来の治療とのコンビネーションでアプローチしていけると思っています。
開業一年目はスキンケアを中心に治療していましたが、2年目は女性の発毛治療にも力を入れていければと思っています!
(もちろん男性もね!今回、男性の男性化脱毛症でもフィナステリド内服中にまた薄毛が進行し、血液検査の結果、栄養素不足が判明して、栄養をを補充したら回復した症例も出てました!)